オーナーブログ
2021年8日26日
個人か?チームか?新時代の生き残り方【仕事における重要ポイント】
こんにちは、代表の大西則和です。

今回のブログテーマは、“個人とチームワーク”についてです。

私達、理美容業は接客業ですので、お客様との人間関係も密な業界ではありますが、スタッフ同士もまた然りです。

師匠と弟子‥(ちょっと昔の話ですね‥ショック)
先輩、後輩‥
同僚同士‥
店舗間‥
本部とFC‥

色々な人間関係の中で働くことになるわけですが、技術職=職人と言う構図がベースとなる業種である為、往々にして個性が災いする事があります。
一言で言うと、私を筆頭に“我が強い”人間が多い業界なので、良くも悪くも個性的だと言う事です。

自分自身の考えであったり、やり方、想いがそれぞれ強く、キャラクターも濃いので、同じ会社内であっても“個人”が際立つといった事がよくあります。

‥ひとまずこの話は置いておきまして‥。


話は変わり、理美容業界も今と昔ではかなり様相が変わってきておりまして、私がこの業界に入った頃はまだまだ徒弟制度【師匠と弟子の関係で、技能を教える代わりに低賃金での労働をする事、見て覚えろの世界etc‥】の余韻が残っておりました。

その頃の日本の経済状況と言えば、バブルは崩壊していたものの、まだ余裕があると言った感じで、個人で経営されている理美容室でも何名かスタッフを雇って営業されているお店が多く存在しておりました。
その時代と比べて今現在はと言うと、オーナーさんお1人で経営されているか、ご夫婦で経営されているか、多店舗展開されているか。
要するに、私がアシスタントだった頃に主流であった中間の経営モデルがスコッと無くなっているのです。【あくまで私の肌感覚ですが‥】

それには色々と理由があるのですが、その1つに業界全体の労働条件の向上があります。
特に給料面は、ここ近年上がっていると感じております。

人件費と言うのが、必要経費の中で大きなウェイトを占める理美容業であるが故に、雇用に踏み切れずに家族や少ないスタッフ数で頑張っておられるお店さんが多く、雇用に関しては法人化し拡大路線にある企業が大半を担っているといっても言い過ぎではないでしょう。

ここで話が戻るのですが‥
少し前までは個人事業主がスタッフを抱えて営業していた時代【主に技術を追求し職人としての成長が第一だった時代】から、今現在は法人格となった会社が社員としてスタッフを雇用し営業する時代【技術は勿論の事、マーケティングや、経営感覚の向上も含めた成長を求められる時代】に変化を遂げ、いわゆる“職人”と言う感覚が薄くなり“社員”感覚が強く出てきてます。
会社側もそこを求めるので、必然と言えるでしょう。

そんな時代の流れの中で、求められるものが変化していくと“個性”の出しどころを工夫していかなければなりません。

個性を消すのでは無く、出し方を見極める。

“個”一辺倒ではなく、“チーム”の中の“個”の時代。
今までのように、“個”の成果の集まりで売上を上げるというスタンスから、“お店”や、“会社、グループ”で成果を出していくと言うスタンスへの意識改革が働くメンバーには求められており、そこがこれからの時代のキーポイントとなるでしょう。

1人で1できるとすれば、2人いれば3出来ると言うのはよく言われることですが、正にその理論が成り立ち、そうしていくことで、継続した繁栄が約束されるものと信じております。


最後までお目を通して頂きありがとうございました。

男髪グループ代表    大西則和

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