- 2023年10日29日
- 現役理容師社長によるブログ・接客の極意3選
- 皆様、こんにちは。
男髪グループ代表の大西則和です。
今回は“接客の極意3選”と題しブログを書いて参ります。爽やかな接客や丁寧な言葉遣い、笑顔が大切!と言ったありきたりな内容は皆様重々承知の上と思いますので、コチラのブログでは更に突っ込んだ内容でと考え、私自身が接客させて頂く上で大切にしている事を3つに絞りお届けして参ります。
最後までご覧頂ければ幸いです。
目次:
・真のニーズをよむ
・アフターフォローに努める
・ロイヤリティを高める
・まとめ
◉真のニーズをよむ
真のニーズとは、“お客様ご自身もお気付きになられていないニーズ《潜在的な需要》”の事で、そこを読み取る事を意識するとよりパーソナルな接客となり、お客様としては『自分の事をよくわかってくれる人だ!』と感じて下さりやすくなります。
ここでのポイントは、常にそのお客様の日常生活やこれまでの体験をイメージしながら接客する事です。例えば、今まで美容室に通われていたお客様であれば“シェービング”を体験した事がない為、顕在的ニーズになり得ません。よってご自身で選ぶ事がないメニューとなりますが、『産毛を剃る事でお肌が明るい印象になりますよ』とシェービングをご紹介すると、『最近顔色が気になっていたのでやってもらおうかな?』と潜在的ニーズ=真のニーズを引き出す事に繋がったりします。
◉アフターフォローに努める
お客様に対して“売りっぱなし”では信頼関係は築けません。先程の項目でもお話ししましたが、より“パーソナルな接客=そのお客様だけの接客”をしていく意味でも自分自身がお売りしたメニューや商品のその後を追いかける事が大切です。十分にご満足頂けたか?それとも何か気になる事があったか?そのヒアリングを都度意識する事でお客様の満足度は格段に上がるはずです。その信頼感が高くなればなるほど“指名”に繋がり、ひいては売上にも繋がります。
◉ロイヤリティを高める
“真のニーズをよむ・アフターフォローに努める”事も全て“ロイヤリティを高める事”なのですが、究極にロイヤリティ《忠誠心や帰属意識》が高まった状態とは“値上げをしても離れないお客様”となった時です。コチラはお客様ご自身の経済状態を始め色々な要素が絡んでくるので、一朝一夕では叶わないなかなか難しい事です。しかしながら、“値上げをしても離れない顧客づくり”が出来たならば怖いものはありませんから挑戦するのに十分な理由だと言えます。
では、具体的にどうすればその様な状態となるのでしょうか?皆様も読み進める前に自分自身で少しイメージしてみて下さい。答えをすぐに見るのではなく一度自分で考えてみた上で確認してみる事が大切です。
それでは私なりの答えをお答え致します。それは“個性を存分に出す”に尽きると考えています。ありきたりな接客、会話、技術では無く自分自身にしか表現出来ない“何か”を持ち、その上で接客にあたる事でお客様にとって唯一無二の存在となり得ます。私自身は“接客”に重きを置き“個性”を出しており、表面的な会話では無くお客様を良く洞察する事でお話の本質を見極めた上で接客する様に意識しております。
◉まとめ
難しい話を長々と致しましたが、ここで言う接客の極意を一言でお伝えすると、“観察力では無く洞察力”を研ぎ澄ます事。表面的に捉える=目に見える部分を捉えるのが観察力。内在する事まで捉える=目に見えない部分や本質を捉えるのが洞察力。
後者を意識して一人一人のお客様を担当していく事で“接客の極意”を身につけていって下さい。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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