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- 2021年8日26日
- 事業の跡継ぎ4パターン【独立における重要ポイント】
- こんにちは、オーナーの大西です。
今回のブログテーマは、“事業の代替わり”
経営者の引き継ぎについて、私の思うところをお話し致します。
さて前置きとしまして、一般的に事業は二つの形態に分かれます。
一つは、個人事業。
もう一つは、法人事業です。
あくまで私の肌感覚ではありますが、個人事業として事業を営んでいるケースは“家業”として捉えている経営者が多く、法人事業として事業を営んでいるケースは“ビジネス”として捉えている経営者の方が多いように思います。
その段階で既に経営者の事業に対する捉え方は大きく変わってきますが、もう一つ事業に大きく影響するものとして“経営者の退き方”があります。
簡単に表現すると、“事業の代替わり”や、“一代でたたむのか継続させるのか?”と言った部分です。
私は、この事をどの様に捉えているか?考えているか?によって今現在の経営活動にも影響すると考えます。
では、代替わりのパターンとして思いつくポピュラーなケースを4つ挙げてみます。
①社内から後継者を選出する。
②社外より後継者をヘッドハンティングしてくる。
③世襲により引き継ぐ。
④引き継がない、一代で事業をたたむ。
②の“社外より後継者を選出する”パターンは、ある程度規模の大きい会社の経営判断に多いと思いますので、ここでは省きます。
中小零細企業で考えた場合、ほぼ①③④のどれかになるでしょう。
①の“社内から後継者を選出する”パターンは、中小零細企業の場会少ないと思われますが、親族には引き継がず社内から後継者を選出するというこのパターンは、私が考える引き継ぎ方で1番ベストな方法です。
私は①パターンの特徴をこの様に考えます⬇︎
●社員のモチベーションが落ちない
社員の中から経営能力を認められたスタッフが次期社長に就くことにより、社員が納得してついていく事ができる。
●全社員平等にチャンスがある
能力があるにも関わらず頭打ちになる事が無いので、良い会社に成長していくキッカケを摘む事が無く、又、業績が上がりやすくなる等結果として全社員がその恩恵を受けられる。
●日々の経営活動の質が上がる
これもまたモチベーションに関わる事なので、初めにあげた特徴と重なる部分があるのですが、“誰しも平等にチャンスがある”という社風の会社には、向上心に溢れる人材、高いモチベーションを持つ良い人材が集まりますので、当然経営活動や営業活動の質も上がります。
③の“世襲制”は、親族に経営能力に長けた人物がいた場合に限り、引き継ぎ方法の候補に入ってくるパターンです。
親族が後継者の場合、私情が邪魔をしたり社員も偏った見方になりがちで、何かと経営判断に揺らぎが出てしまう事が容易に予見出来る為、なるだけ避けたいパターンではあります。
④の“引き継がず一代で廃業する”パターンは、共に会社を支え盛り上げてきた社員を、解雇せざる終えない可能性が多分に出てくる為、このパターンは考えていません。
私の代で終わるのでは無く、二代目、三代目とこの会社を引き継ぎ大きくしていく事で、より多くのお客様から笑顔を引き出し、より多くの雇用を創出し、巡り巡って社会貢献に繋がればと思います。
最後までお目を通して頂きありがとうございました。
男髪グループ代表 大西則和