オーナーブログ
2021年12日17日
理容師から独立開業したオーナーによる、仕事選びに迷った時に見るブログ
皆様、こんにちは。
男髪グループ代表の大西則和と申します。
 今回のブログは、理容師の方だけにとどまらず“仕事選び全般”について書いていこうと思います。
我々の仕事は、色々な職業のお客様がご来店下さり色々なお話しを伺う事が可能です。
18歳から25年以上理容師を続けてきた私は、色々な経験談をお客様からもお聞きして参りました。
その経験と、私自身の経験とを基にブログにしていこうと思いますので、最後までどうぞお付き合い下さいませ。

目次:
自分自身の特性を振り返る
経営指標を参考にする
人生観に立ち帰る
まとめ

自分自身の特性を振り返る
 先ずこちらは基本中の基本ですが、自分自身はどんな特性を持っているのか?何が得意なのか?逆に不得意は何か?興味のある分野は?興味の持てない分野は?今までの学校や職場等社会経験から得た情報を基に自分とは?を振り返ってみます。これらは、自分自身がこうありたい!と言った“希望”では無く、実際の自分自身はどうなのか?と言った“現実”にスポットを当てると、仕事選びをスムーズにしベストな職業を導き出せると考えます。

 例えば、“人とあまり関わらずに仕事をしたい方”や、“比較的マニュアルに従った仕事の方が好みの方”は、事務職や工場のライン業務等が向いている様に、仕事対象が“物か?人か?”や、“型のある仕事内容か?常に創意工夫を必要とする仕事内容なのか?”が1つの判断ポイントです。私自身は人と接する事が好きな事と、デザインと言う型の無い物に携わりたいと学生時代に思った結果、“理容師”という今の仕事を選びました。 

経営指標を参考にする
 次に10,000人を超える税理士のネットワークであるTKC全国会の経営指標“BAST”等信頼のおけるデータを基に、業界の生産性《スタッフ1人が産み出す付加価値額》を客観的に判断する事も職業選びには大切です。こちらは簡単に説明すると儲かりやすい業界なのか?儲かりにくい業界なのか?が一目でわかる資料になります。

会社側も儲かっていれば高い給与を提示できますし、儲かってなければ低い給与しか払えません。その会社もどこかの業界に属していますが、属している業界自体が儲かりやすければ自ずとその会社も儲かりやすくなり、その逆も然りです。
 特殊な業界を除き、基本的に労働集約型の業界は生産性が低い傾向がある為に自ずと給与額も低くなり、資本集約型の業界はその逆です。労働集約型とは売上を上げる為には自ずと人手がかかる業界です。《例:飲食・アパレル・理美容・旅行・福祉etc‥》資本集約型とは設備に多額の資本投下が必要な業界です。《例:エネルギー・鉄道・通信etc‥》給与以外の福利厚生なども生産性の影響を受けるでしょう。

人生観に立ち帰る
 職業選びには上記で示した様な様々な要素が複雑に絡み合い、非常に悩ましい判断を迫られます。又、年を重ねて家族が出来たり、両親の介護が必要になったりと、自分自身を取り巻く環境も変わっていきます。ですので環境の変化に伴い、以前に就職した業界とは別の業界にチャレンジしてみたり、独立起業という判断になるかも分かりません。私は何事も悩んだら自分自身の人生観に立ち帰る様にしています。やはりたった一度の人生ですから悔いなく今を過ごしたいと思うのです。人生観に立ち帰るとは、“自分が1番大切にしているものを再確認する事”‥今一度思い返してみて下さい。

まとめ
 仕事は人生において長い時間を割く事柄です。その長い時間を使い自分自身の内面も能力もスキルアップし、社会貢献していくもの。私は真の意味で厚みのある人間になりたいと思います。仕事選びに迷ったならば、重要項目の優先順位を紙に書き出してみて下さい。その上で自分自身が出来そうな仕事、人生観に合った職業を常に選ぶように心掛けていれば、きっと満足のいく人生と思えるのではないでしょうか?
 皆さんにとってより良い就職となる様、影ながら応援して参ります。
 最後までご覧下さりありがとうございました。

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